大きな海の中で、枠に入ったままの青い魚
NAYヨガスクール体験記 80
                     小林和之
直線上に配置

 ビルドゥンクス ロマン 〜成長の物語〜


 景代先生の著書「BIG ME〜こころの宇宙の座標軸〜」
読み返していて、ときどき思うことがある。

「もしかしたら、この本の内容をすんなり理解する人は、
少ないのかもしれない」

永遠の少年のために書かれたとも言えるこの本は、
普遍的な意識の成長の物語について、

その実践的なコツが、
自我と無意識の葛藤(マンダラ発想)にあるとして、

多様な視点を用いながら、
平易な言葉と楽しいイラストで語られている。


僕にとっては、わかりやすく、
というより
永遠の少年の元型イメージに
取り憑かれていた僕にとっては、

「そんなはずはない・・・」

「この世で唯一特別な存在である僕が、
大量発生しているなどあるはずがない!」

と、わかりたくもないのに、
わかり過ぎるぐらいわかり、

わかればわかるほど、

大量発生しているという

永遠の少年のひとりであることを
認めざるを得なくなり、

人生でもっとも衝撃を受けた本のひとつとなったのだ。



永遠の少年は、こころの成長への願いが強い。

死と再生のイメージは、
変化し、成長を願うこころそのものであり、

それはそれで、シンプルに正しいのだが、

現実法則を知らぬがゆえ、

こころの成長への強い願いを持つ姿勢そのものに、
危険が孕まれているとは気づかずにいる。



元型イメージのパワーは、
弱い自我を簡単に陶酔させ、

死への願望を持つようになったり、

危険な新興宗教に引かれ、

劇的な変容に取り憑かれたりすることもありえる。



そんな負の作用を併せ持つことを、
よく知らないといけない。



BIG ME〜こころの宇宙の座標軸〜」には、
そうした危険性を回避し、
現実法則を味方にして、
この世に実現して行く
マンダラ発想的方法が書かれている。



人のこころが成長するということ。

それを願うこと。

シンプルに、これくらい美しくて、正しいことはない。



だから僕はきっと、
人生のはじめの頃に、
もっとも美しくて正しい影響を受けたのだと思う。
(素直だったかどうかは別にして・・・)


永遠の少年に限らず、
僕は、この本「BIG ME〜こころの宇宙の座標軸〜」を奨めたい。


それは永遠の少年に限らず、
特に若い人たちのこころの成長につながる
普遍的なテーマと呼応しているからだ。



変化する時代の巨大な潮流、
政治や経済、民族や宗教が複雑に絡み合って、
うねり続けるこの巨大な時代の流れの現在を、

こころの宇宙、
そして他者性と
歴史の普遍性を持って

読み解いて行こう。


今、ここのボクは、
小さく、誰からも、遠く隔たっていると感じていたとしても、

人のこころが成長するということ、
それを願い、

やめることさえしなければ、
無意識は必ず、
その人に今必要で、
見合った反響を送り届ける。


言葉を用い、
声にすれば、
それはすぐにでも叶う。

ひとりぽっちでも、
ひとりではないことを知る。


はじめに言葉ありき。


「願いごとがない」
という人がいるのなら、
目を閉じて、
耳を澄まそう。

幼なごころに話しかければ、
これから行くだろう方角へ、
進むに必要な言葉が、
聞こえて来る。


☆~☆~☆-----------------------☆~☆~☆
*〜・〜・〜・〜*〜・〜・〜・〜*


※追記:
内藤 景代(ないとう あきよ)記


【人のこころが成長するということ。

それを願うこと。

シンプルに、これくらい美しくて、正しいことはない。

   (略)

言葉を用い、 声にすれば、それはすぐにでも叶う。
 ひとりぽっちでも、ひとりではないことを知る。
  はじめに言葉ありき。

「願いごとがない」という人がいるのなら、
目を閉じて、 耳を澄まそう。

幼なごころに話しかければ、これから行くだろう方角へ、
進むに必要な言葉が、 聞こえて来る。】

↑まさに、おっしゃる通りだと思います。

「はじめに言葉ありき。」
新約聖書『ヨハネの福音書』の巻頭ですね。

☆地下を深くほって、土台をしっかりつくり、
高く「層」を積み重ねながら、
ビルディング(建物)をたてていくように、
「こころの成長物語」をつむいでいらした、和之さん。

時間がかかる、
ひとりだけの孤独な作業だったと想います。
だから、“言葉”を発するのに、5年もかかった。

東新宿のレッスン場所にからだ(体)を運び、
わたしの目の前で寝ころんでいても、
口はきかない、“言葉”は使わない…。

そんな状態の続いた和之さんから、
“言葉”の大切さをかいた
今月のNAYヨガスクール体験記を拝読して、
感無量(かんむりょう)です。

なぜなら、“言葉”は、ひととひとを結ぶ〃もの〃だから。
ちがうひと同士だからこそ、“言葉”が必要になる。

2017年は忖度(そんたく)が流行語大賞など、
“言葉”が信じられないことが多い年でした。

「人の言」とかいて、「信(しん)」。

「言が成る」とかいて、「誠(まこと)」。

あきらめずに、
わたし達は、“言葉”を大切に使っていきたいものです。

今年2018年は、平成のほぼ終わりの年、
新しい時代に向けて、
「ビルドゥンクス ロマン 〜成長の物語〜」を、
おたがいにつむいでいきましょう。
こころ(心)をこめて。

※「永遠の少年」は、こころの深い「層」に生き続けている、
元型的な〔永遠の少年と乙女〕のイメージで、
ユング心理学の元型イメージのひとつ。

〔永遠の少年と乙女〕は、
《鈍感な俗物たちの中で、唯一の繊細な感性を持った
特別の存在の、わたし》と感じていることが多く、
孤独にさいなまれやすいです。
詳細は『 BIG ME 』を。 ↓↓↓↓

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「BIG ME こころの宇宙の座標軸」 判型・カバー変遷 内藤 景代・著
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[内藤景代の瞑想フォト・エッセイ]

[瞑想フォト・エッセイ]  内藤 景代(NAYヨガスクール主宰)
http://www.bigme.jp/kosin-list.htm

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