大きな海の中で、枠に入ったままの青い魚
NAYヨガスクール体験記 67
                     小林和之
直線上に配置


 マンダラ発想4


 「今」というこの国のこの時に、
社会的な生き物である自分の役割を世に樹立する。
自分の力でそれを試してみる。
・・・という新たな試みを今年に入ってから続けている。


 こころを決めて、これからは、自分の意志で現実を変えていく。
と、決めたのだ。
新しいことにチャレンジしていると、
いろいろな意味で、知見が広がって行く。


 弓なりに舵を切り、
景代先生が、『BIGME〜こころの宇宙の座標軸〜』で
教えてくれたように斜め45度の方向へ向かった。
帆は張られ、風が吹いている。
胸を高鳴らせながら、舵を取っていたけれど、
大海原に風が渡り、意気揚々としていたのも束の間、
さっそく手痛い座礁が待ち受けていた。


 僕は、立ち止まり考えた。


 すべて「お金」にまつわるトラブルだ。
原因について考え、現実を渡り歩く上で必要な法則。

契約を裏付ける制度や法律の知識が浅く、
曖昧だったことに気づいた。

お金というものが
人のこころに与えていく作用そのものに無頓着だったこと。

これらの知識や経験の少なさが
今回の座礁の直接的な要因だった。

「お金」にまつわる
教養や資本の論理も知らなかった。

自分の力で、社会を渡り歩いて行くには、
今までの価値観だけではない意識の拡大が必要で、
今更ながら、僕は、この現実世界の
「基本の原理」を学んで行く必要があることに
気づいたのだった。

大人の知恵と現実法則を味方につける。

『BIGME〜こころの宇宙の座標軸〜』には、
まさに、そうしたマンダラ発想についてが書かれていたのだ。

 ただ、僕は今、興味を持ちはじめている。

「人というものは社会的な動物で、
社会の有り様というものが
個人の内面を生み出している」

ということに。


今まですっぽり抜け落ちていただろう
ユング心理学のタイプ論にある
外向型の観点との融合をこれからのテーマにしたい。


 あたりまえの人にとっては
あたりまえのことなのだろうけれど、
僕のような永遠の少年タイプの人間にとって、
この課題は大きな壁であった。

普通の人があたりまえにしていたことを
今から始めるのだ。

 ニュースなどの情報で、
社会の流れや
法律や制度について学ぶことも多くなった。

今までの僕なら、
ついぞ興味を持たなかった分野だ。

ユングのタイプ論。

外向型と内向型についてを、
景代先生の『BIG ME〜こころの宇宙の座標軸〜』で知って以来、
僕のなかでは、この猫型と犬型についてが、
人と接する上での尺度になっている。

はじめてこの外向型と内向型の意識の違いを
まざまざと感じたのは、教室でのレッスン中のことだ。

「自分は外向型に違いない」と思い込んでいた僕に、
当時、日米の外交問題として話題になっていた
牛肉オレンジ問題について、
自分ごととして話す生徒さんを
対話のなかで景代先生がさりげなく紹介され、
そのとき僕は、
ほんとうの外向タイプの人の意識というものを、
愕然として知ったのだった。

この日、僕は同じ人間でありながら、
これほど意識のあり方というものは違うのか、
と思い知らされた。

 僕のような典型的な内向型の前には、
BIG MEの計らい上、
典型的な外向型の人が、たびたび現われる。

深く大きな人間の全体性へ向かうには、
対極となる意識を持つ人との関わりを避けては通れない。

関わらざるを得ない環境で、
上司に部下に同僚に、
というかたちで出会い、
そしてたいてい仲が悪く、
うまく噛み合わない。

それでもこのタイプ論についてを
教養として知っていたから何とかしのいで来れたのだ。


 いきなり大きなチャレンジをする必要はない。
トライ&エラーを繰り返し、
経験値を蓄積して行く。

僕はそんなに大きな器ではないから、
小さなチャレンジを繰り返して行くほうがいい。


 風が吹いて来た。

座礁していた船は、
ふたたび動き出そうとしている。

さあ、今度は注意が必要だ。
けれど躊躇する必要はない。
タンコブだらけになりながら
航海の精度を上げて行けばいい。

新しい風の匂いがしている。
恐れずに進めば、
次なる知見をきっと僕にもたらしてくれる。


 父は助けてはくれない。
ただ僕をみて、満足そうに笑っている。
僕もまた、父とともにある。


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◎※追記: 内藤 景代 (Naito Akiyo)記


☆「マンダラ発想」は、「BIG ME 心の宇宙の座標軸」内藤 景代・著
の☆パート2にくわしいです↓↓↓↓

『BIG ME 心の宇宙の座標軸』☆パート2 こちらへ
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マンダラ発想とは

デスマッチから、花と咲く
 
 はじめに,村立がある。
 それは,新しい統合へのチャンスだ。GO!
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☆[まだ開いていない窓] ともいえる、
今の和之さんに[欠けている部分]。

痛いこともあるかもしれませんが、
生きているからこそ、体験できることなので、
[伸びしろ]や[潜在能力(ポテンシャル・エネルギー)]
をこの世に発現していってください。
[可能性として、ある、未現像のネガフィルム]を
現実(リアル)社会に焼きつけていってください。

あせり厳禁。
時間を味方にして、楽しみながら、
いくつもの時間を生きてください。

別のページに
3つの時間ヤントラ」内藤景代・作
 [円還する時間、降り積もる時間、過ぎ去る時間]

をのせています。

深いところで味方になる発想が湧いてくると思います。
瞑想(冥想)用にお使いください。
http://www.nay.jp/0-3time-yantra.html


それだけでなく、
いつも、和之さんのNAYヨガスクール体験記を愛読している、
美樹さんが、今月のNAY会員の「猫の集会」に、
【神田明神 えびす様】をアップしてくれました。
【共時性(シンクロした事象)】を感じます。

わたしも神田明神で拝見したことがありますが、
とても大きな波頭(なみがしら)の下に黄金色に輝いている、
ちっちゃな、かわいい少彦名命(すくなひこなのみこと)です。

和之さんを応援してくれる《氣》を感じます。
ピンチにも諦めないで、航海を続けてください。
もちろん、わたしも、こころ(心)から応援しています。

美樹さんの好きな亀もいる写真 ↓↓↓↓こちらへ
 「海の仲間に守られて大海原を渡る、
 小さな神様  金色のえびす様
 イルカやトビウオと一緒に亀もえびす様を守っています。」
http://www.nay.jp/0-seito-neko/miki/16-12-miki/16-12-miki.html
※美樹さんの愛亀・キスケ君は20歳ちかく、長命をたもってますよ。

よいお年をお迎えください 合掌


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