大きな海の中で、枠に入ったままの青い魚
NAYヨガスクール体験記 62
                     小林和之
直線上に配置

時を待つ


 立ち止まってみた。

そうした方が良い気がした。

ただ普通に、からだをほぐして、ヨガをする。

からだの声を聞いてみる。

目を閉じて、冥想をする。

こころの伝えるメッセージに耳を傾ける。

そんな時間を繰り返してみた。



 するとどうだろう! 

ほんとうに、立ち止まるべきときだったことを思い知る。

今一度原点に立ち返るときだったと。

いったい何物の計らいなのか? 

悪いことは重なり、
自らの小ささに身を沈める。

小賢しい作り物の計画はすべて崩れ落ち、
あの日のように、
無力な人形に戻ってしまう。


 立ち止まるときだった。


何ものかが醸成し、

我は昔の我ならず、

似て非なる恵みへと

姿形を変えて行くように。



 時を待て、という。


僕もまた いくつもの長さの違う周期を 同時に生きている。

いくつもの時間を 胸に宿して。

今やることと、
実りのそのときを待つこと。

小さな積み重ねを
偉大なる時に運んでもらおう。

そうしたら、きっといいことが起こる。
いい匂いのする風が吹いて来る。

「せっかちは悪魔の企み」
という。

目先だけの小さな自我の考えが、
せっかちの正体だからだろうか? 

僕のほんとうの願いは、
そこになく、
大きな自分は 大きな時のなかに潜み、
時が行けば、
意図せぬ意図を 無言で開示する。

大きな時間軸の流れのなかに教えは潜んでいる。


 だから、僕のからだが
「止まれ」
と言うなら、止まればいい。

目を閉じて、
波長の違う時間軸を上手に渡っていこう。

ほんとうの実りの時を迎えるまで。

きっとよい時期に、
よい巡り合わせが噛み合い、
新しい福音は、流れ込んで来る。
 

☆~☆~☆-----------------------☆~☆~☆

※追記: 内藤景代・記

自分の時間と、社会的な仕事の時間、発酵の時間・・・など、
いろいろな周期の時間が同時に流れています。

「もう間にあわない」
という口癖は[永遠の少年]によくあることです。

あせり厳禁。

あせる自分の感情で、自分をおいこみ、
[ネズミ花火]がくるくる回るような焦燥感に巻き込まれず、
ヨガで「からだの〔声〕を きく」
瞑想(冥想)で「こころの伝えるメッセージに耳を傾ける」
ようになさったのは、
和之さんの成長の証(あかし)ですね。

責任もいろいろあるでしょうが、
だからこそ、あせり厳禁で、
[時を待つ]
ことは、
的確なご判断でしょう。

【過去からフィードバック】して、
ヨガ・瞑想・呼吸法を実生活の中に活かすように
学習なさいましたね。拍手。

じっくり着実にとりくんでください。

今回、
「変わる自分と変わらない自分」のヤントラ 内藤景代・作
を拡大ページにリンクしています。

「時間のヤントラ」としても、瞑想(冥想)なさってください。
時がきて、花が咲くように。
こころから応援しています。
合掌

「変わる自分と変わらない自分」のヤントラ 内藤景代・作
「変わる自分と変わらない自分」のヤントラ 内藤景代・作

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